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女性から男性にチョコレートを贈る文化として広まったバレンタインデーは、昨今では“マイチョコ(自分チョコ)” “感謝チョコ”“推し(推し活)チョコ”など楽しみ方が多様化しています。
日本インフォメーション株式会社(本社:東京都中央区、社長:斎藤 啓太)では、幅広い年代の女性に生活者意識及び、消費動向を聴取することによって、現在のバレンタインデーの実態を把握する為に本調査を実施いたしました。さらに物価上昇の影響有無や、バレンタインデーの楽しみ方など多角的な視点で深掘りします。

<これまでに実施したバレンタインに関する調査はこちらから>
#04 令和のバレンタイン事情2020 ~女性たちのホンネ~
#10 令和のバレンタイン事情2021 ~女性たちのホンネ~
#29 令和のバレンタイン事情2022 ~女性たちのホンネ~
#43 令和のバレンタイン事情2023 ~女性たちのホンネ~
#54 バレンタインに関する調査 ~女性たちのホンネ 2024~


より詳細な調査結果資料(その他の質問/属性別分析を含めたクロス集計データ/報告書)を無料にて配布しております。
ご希望の方は「資料請求はこちら」からお気軽に問い合わせください。
※ご希望の資料名に「#70 バレンタインに関する調査 ~女性たちのホンネ 2025~ 」と記載ください

■調査から得られたファインディングス

Findings1
「今年チョコをプレゼントする予定」と回答した方は45%。昨年と比較して大きな変化は見られない。

チョコの種類は女子高生は「友チョコ」が最も高い等、属性間で差がみられる。「推し(推し活)チョコ」は1割未満と生活者全般には浸透していない。

Findings2
全体の46%が値上げを実感。昨年の値上げ実感は36%のため、比較するとより一層値上げを実感している様子。

しかしながら総予算は平均3,818円(昨年比-103円)、贈る人数は平均3.8人(昨年比-0.2人)と、予算・人数ともに昨年から大きな減少とはならなかった。

Findings3
購入予定場所は「スーパー」が最も高く31%、次いで「デパート・百貨店」が29%。

昨年は「デパート・百貨店」が最も高いことから、仮説ではあるが物価高の影響でスーパーでの購入にスイッチする方もいるのではないだろうか。

Findings4
チョコを選ぶ基準は、「美味しさ」「味の好み」が中心。

「価格の手頃さ」も高い傾向にあるが、本命チョコでは「高級感」、マイチョコ(自分チョコ)では「パッケージデザイン」と、価格よりも高級感や見た目が優先されている。

Findings5
バレンタインデーの楽しみ方として、チョコを渡す以外でやりたいこと・やる予定がある方は17%と少数派。

「自宅で普段より豪華なご飯を用意する」が6%で最も高い。クリスマスやハロウィンは楽しみ方が多岐にわたりイベント全体が盛り上がる印象だが、バレンタインデーはチョコ以外の盛り上がりはいまひとつ。

Findings6
バレンタインデーは「感謝を伝えるイベント」と捉える方が19%と最も高く、次いで「自分へのご褒美」「普段食べない価格帯や様々な種類のチョコを食べられる機会」が17%。

ポジティブな意見が多い中、「面倒に感じる」が15%と、イベントを楽しみながらもどこかで面倒に感じている本音が垣間見えた。

 

■主な調査結果

1)今年のバレンタイン準備する?

「今年プレゼントする予定」は、45%となっていて、「昨年プレゼントした」と比べると大きな変化は見られませんでした。「女子大生」は昨年と比べて9pt増加しています。学生はいずれも約6割が「渡す予定あり」と回答しています。最も高かったのは「20‐30代(既婚)」で66%が「渡す予定あり」と回答しています。
(図表1)

2)どんなチョコを贈るの?

今年プレゼントする予定のチョコの種類を聞くと、全体では「家族チョコ」が58%と高いですが、女子高生は「友チョコ」が最も高い等、属性間で差がみられます。昨今若者を中心に推し活がトレンドになっていますが、「推し(推し活)チョコ」は全体の1割未満でした。推しチョコはメディア等で取り上げられることも見かけますが、生活者全般には浸透していないようです。
(図表2)

)バレンタインデーで、値上げによる影響はある?

約半数が値上げを「実感する」「やや実感する」と回答しています。2024年より+10ptsと、この一年間で値上げ実感が強くなっています。
(図表3)

値上げの影響による変化を確認したところ、「すべてのチョコを渡すのをやめる」のは1割弱にとどまりました。値上げは実感するもののチョコをやめるまでの行動には至らないようです。
(図表4)

4)バレンタインチョコレートの総予算/贈る人数合計は?

今年のバレンタインデーの予算合計は、平均3,818円。昨年と比較すると103円減少しています。今年プレゼントする人数の予定は平均3.8人で、昨年と比較すると0.2人減少しています。
値上げの実感値は強まったものの、予算・人数ともに昨年からの大きな変化は見られませんでした。
(図表5)

5)贈る相手/目的別の予算と人数は?

最も予算をかける予定なのは、「本命チョコ」で、1個当たりの金額は平均2,235円で、昨年から微増しています。次いで「マイチョコ(自分チョコ)」が高く1,489円でした。昨年より減少したのは「マイチョコ(自分チョコ)」(-202円)、「義理チョコ」(-129円)、「家族チョコ」(-43円)でした。
(図表6)

6)チョコレートの購入場所は?

購入予定場所は「スーパー」が最も高く31%、次いで「デパート・百貨店」が29%となっています。2024年は「デパート・百貨店」が最も高かったので、仮説ではありますが物価高の影響でスーパーでの購入にスイッチする方もいるのではないでしょうか。「自分で手作りする」は全体で見ると21%とあまり伸びませんでしたが、女子高校生では70%と最も高く、学校で手作りのチョコをプレゼントする風習は昔も今も変わりないのかもしれません。
(図表7)

 

7)チョコレートを選ぶ基準は?

選ぶ基準としては、「美味しさ」「味の好み」が中心です。「価格の手頃さ」も高い傾向にありますが、本命チョコでは「高級感」、マイチョコ(自分チョコ)では「パッケージデザイン」と、価格よりも高級感や見た目が優先されています。
(図表8)

8)チョコを渡す以外に何かする?

チョコを渡す以外でやりたいこと・やる予定のことを聞いたところ、「あてはまるものはない」が83%と圧倒的に多く、チョコをあげる以外に行動をする人は少数派でした。クリスマスはレストランでディナーをしたり恋人とデートをしたり、ハロウィンは仮装して外出したりと楽しみ方が多岐にわたりイベント全体が盛り上がる印象ですが、バレンタインデーはチョコ以外の盛り上がりはいまひとつなようです。
(図表9)

9)あなたにとってのバレンタインデーとは?

「感謝を伝えるイベント」が19%と最も高く、次いで「自分へのご褒美」「普段食べない価格帯や様々な種類のチョコを食べられる機会」が17%でした。女性から男性にチョコを渡すバレンタインデーの文化は、今では感謝を伝えたり頑張っている自分へご褒美したりする機会として捉えられているようです。また、ポジティブな意見が多い中で「面倒に感じる」が15%と、楽しみながらもどこかで面倒に感じている本音が垣間見えました。
(図表10)

今年は昨年よりも値上げを強く実感しているものの、総予算は昨年とあまり変わらない見込みという結果になりました。バレンタインデーは「チョコレート」が主役。チョコを渡す以外でのイベントの広がりは見られませんでしたが、お世話になっている人へ感謝の気持ちを伝えたり、自分へのご褒美として高級なチョコや色々な種類のチョコを食べる機会として楽しまれているようです。以上、「バレンタインに関する調査~女性たちのホンネ 2025~」の調査結果を抜粋してお伝えしました。

※より詳細な調査結果資料(その他の質問/属性別分析を含めたクロス集計データ/報告書)を無料にて配布しております。
ご希望の方は「資料請求はこちら」からお気軽に問い合わせください。
※ご希望の資料名に「#70 バレンタインに関する調査 ~女性たちのホンネ 2025~ 」と記載ください

■調査概要

調査地域:日本全国
調査対象:15~59才の女性
サンプルサイズ:900サンプル
調査方法:インターネット調査
調査実施時期:
(今回 ) 2025年1月17日~1月20日
(前回 ) 2024年1月17日~1月18日

本レポートの著作権は、日本インフォメーション株式会社が保有します。
内容を転載・引用する場合には、「日本インフォメーション(株)調べ」と明記してご利用ください。

■会社概要

会社名:日本インフォメーション株式会社
所在地:東京都中央区銀座3丁目15-10 JRE銀座三丁目ビル4F
代表取締役社長:斎藤啓太
資本金:5,500万円
設立:1969年12月1日
URL:https://www.n-info.co.jp/
事業内容:マーケティング・リサーチ事業、マーケティングコンサルティング 他

■お問合せ先

日本インフォメーション株式会社 担当:高澤
Mail:ni_inquiry_report@n-info.co.jp

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