バレンタインデーのチョコレートにおいて、 “マイチョコ(自分チョコ)” “感謝チョコ”など、女性にとってのバレンタインが多様化している様子が窺えます。
そのような状況を踏まえて、日本インフォメーション株式会社(本社:東京都中央区、社長:斎藤 啓太)では、幅広い年代の女性に生活者意識及び、消費動向を聴取することによって、現在のバレンタインデーの実態を把握する為に本調査を実施いたしました。
過去データとの比較を行いながら、物価高・値上げの影響も確認します。
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#04 令和のバレンタイン事情2020 ~女性たちのホンネ~
#10 令和のバレンタイン事情2021 ~女性たちのホンネ~
#29 令和のバレンタイン事情2022 ~女性たちのホンネ~
#43 令和のバレンタイン事情2023 ~女性たちのホンネ~
より詳細な調査結果資料(その他の質問/属性別分析を含めたクロス集計データ/報告書)を無料にて配布しております。
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※ご希望の資料名に「バレンタインに関する調査 ~女性たちのホンネ 2024~ 」と記載ください
主なファインディングス
■主な調査結果
1)今年のバレンタイン準備する?
「今年プレゼントする予定」は、47%となっており、「昨年プレゼントした」と比べるとやや増えています。コロナが5類に引き下がってから初めてのバレンタインになりますが、全体的にみると昨年からの大きな変化は見受けられませんでした。そのような中でも「女子大生」は昨年と比べて13pt増加しています。
最も予定しているのは「女子高校生」で、昨年同様72%が「渡す予定あり」と回答しています。
20-30代(既婚)が唯一、昨年より減少傾向にありました。(図表1)
2)どんなチョコを贈るの?
今年プレゼントする予定のチョコの種類を聞くと、全体では「家族チョコ」が55%と高いですが、「女子高生」は「友チョコ」、「20代会社員(未婚)」は「本命チョコ」が最も高い等、属性間で差がみられます。
「20-30代(既婚)」「40-50代(既婚)」は「家族チョコ」が最も高いですが、「20-30代(既婚)」は本命チョコの割合も46%と高く、パートナーを家族としてより、本命としてもみている、そんな様子もうかがえます。(図表2)
3)バレンタインデーで、値上げによる影響はある?
値上げは全体の36%が「実感する」「やや実感する」と回答しています。2023年と比較するとやや落ち着いているようです。
各属性間で実感の差が大きく、最も実感されているのは40-50代(既婚)で43%でした。(図表3)
値上げの影響による変化を確認したところ、チョコレートを渡すのをやめるまでへの影響は、それほど及ぼしていなそうです。(図表4)
4)バレンタインチョコレートの総予算/贈る人数合計は?
今年のバレンタインデーの予算合計は、平均4,008円。昨年と比較すると452円減少しています。
今年プレゼントする人数の予定は4.0人で、昨年と比較すると0.4人減少しています。
総予算と贈る人数が減少している背景には、少なからずコロナ禍や値上げの影響があるのかもしれません。チョコレートを渡すのをやめるまではいかないけれど、渡す人数を減らして全体の予算も削減する、といった縮小化が見られます。(図表5)
5)贈る相手/目的別の予算と人数は?
最も予算をかける予定なのは、「本命チョコ」で、1個当たりの金額は平均2,277円で、昨年から微増しています。個数は微減していて物価高上昇の影響が出ているようです。
次いで「マイチョコ(自分チョコ)」が高く2,038円となりました。こちらは昨年と比較すると減少傾向にあり、物価高上昇の影響を受け、自分用のチョコは少し費用を抑える様子がうかがえます。
「義理チョコ」「友チョコ」は昨年と比べて個数は減っているものの、1個当たりの予算は増えています。渡す相手を厳選してバランスをとっているようです。(図表6)
6)チョコレートの購入場所は?
購入予定場所としては「デパート・百貨店」が全体で最も高く36%、次いで「スーパー」が32%となっています。
「手作りする」は全体で見ると19%とあまり伸びませんでしたが、女子高校生では46%と最も高く、バレンタイン=手作りチョコを渡す文化が根強いなと感じます。
属性別で見てみると、高校生は「手作り」、大学生は「スーパー」、20-50代は「デパート・百貨店」が最も多く、大人になるにつれて購入する場所も変化しています。
(図表7)
7)チョコレートを選ぶ基準は?
選ぶ基準としては、全体的に「美味しさ」「味の好み」が中心です。
「価格の手頃さ」も高い傾向にありますが、本命チョコでは「高級感」の方が重視されています。やはり本命チョコは特別ですよね、きちんとメリハリをつけているようです。
(図表8)
コロナが5類になってからの初めてのバレンタインということで手作りのチョコが増えるなど盛り上がりが復活するかと思いきや、物価高・値上げの影響からかバレンタインの規模感は縮小傾向にありました。縮小化をストップするためにもメーカーはプロモーションを打つなどしてバレンタインイベントを活性化することが求められそうです。
以上、「バレンタインに関する調査~女性たちのホンネ 2024~」の調査結果を抜粋してお伝えしました。
※より詳細な調査結果資料(その他の質問/属性別分析を含めたクロス集計データ/報告書)を無料にて配布しております。
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■調査概要
調査地域:日本全国
調査対象:15~59才の女性
サンプルサイズ:900サンプル
調査方法:インターネット調査
調査実施時期:
(今回 ) 2024年1月17日~1月18日
(前回 ) 2023年1月25日~1月26日
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■会社概要
会社名:日本インフォメーション株式会社
所在地:東京都中央区銀座3丁目15-10 JRE銀座三丁目ビル4F
代表取締役社長:斎藤啓太
資本金:5,500万円
設立:1969年12月1日
URL:https://www.n-info.co.jp/
事業内容:マーケティング・リサーチ事業、マーケティングコンサルティング 他
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