グループインタビュー(GI・FGI・FGD)/デプスインタビュー(DI・IDI)とは?メリット・デメリットを解説

モデレーター(進行役)が複数または1人の調査対象者に対してインタビューを行う調査方法です。

新商品やサービスのターゲット層のインサイト(本音)把握、意識・価値観・利用実態の探索調査など。

■グループインタビュー(GI・FGI・FGD)
複数人から同時に多くの情報を収集でき効率的。

他の参加者の意見に刺激され(グループダイナミクス)、新たな気づきを引き出せる。



■デプスインタビュー(DI・IDI)
他者の意見に影響されないため本音を引き出せる。

他者の目を気にするようなセンシティブなテーマも聴取できる。

■グループインタビュー(GI・FGI・FGD)

発言力が強い参加者によって雰囲気が左右され、他の意見が出にくくなることがある。



■デプスインタビュー(DI・IDI)

個人の主観や感情に基づく回答が中心となるため、やや客観性に欠ける場合もある。

グループインタビュー(GI・FGI・FGD) / デプスインタビュー(DI・IDI)とは?

グループインタビュー(GI = Group Interview)とは、4〜7人程度の参加者を一つのグループとして集め、「モデレーター」と呼ばれる進行役が特定のテーマや商品について自由に意見交換してもらう定性調査手法です。参加者同士の会話や議論を通じて深層心理や潜在的なニーズを引き出すのが特徴で、マーケティングリサーチや新商品・サービス開発によく活用されます。

デプスインタビュー(DI = Depth Interview)とは、参加者と1対1で話を聞く形式のインタビュー手法です。他者の影響を受けずに1人の生活者の情報を丁寧に掘り下げられます。新製品・サービス開発の中でも、情報探索や課題の発見に適しています。

グループインタビュー(GI・FGI・FGD) / デプスインタビュー(DI・IDI)のメリット・デメリット

グループインタビューのメリット

  • 他の参加者の意見に刺激され(グループダイナミクス)、深い本音や新たな気づきを引き出せる。
  • 複数人から同時に多くの情報を収集でき効率的。
  • 質的データをIDIと比べて多く集めやすく、ターゲット属性でグループ化できる。
  • テキスト情報のみではなく表情・声のトーンなどの視覚・聴覚的な情報を得られる。

デプスインタビューのメリット

  • 表面的な回答ではなく、深層心理や潜在的なニーズを把握できる。
  • 他者の意見に影響されないため本音を引き出せる。
  • 柔軟な質問展開が可能で、モデレーションスキルがなくても実施しやすい。
  • 他者の目を気にするようなセンシティブなテーマも聴取できる。

グループインタビューのデメリット

  • ガイド役(モデレーター)のスキルに左右される、議論の脱線リスクがある。
  • 発言力が強い参加者によって雰囲気が左右され、他の意見が出にくくなることも。
  • 場の雰囲気に流されやすい。1人ひとりの深い理由までは把握しにくい。

デプスインタビューのデメリット

  • ガイド役(モデレーター)のスキルに左右される。
  • 1対1で聞くため、人数を担保するためにはコストと時間がかかる。

グループインタビュー(GI・FGI・FGD) / デプスインタビュー(DI・IDI)の目的

  • 新商品やサービスのコンセプト受容度をターゲット層に確認する。
  • 広告コピーやパッケージ、ネーミング案への反応の検証。
  • 生活意識・価値観・利用実態などを深く探索するための調査。
  • 複数グループで意見の違いを比較し、ターゲットごとの発言傾向の差を探る。

グループインタビュー(GI・FGI・FGD) / デプスインタビュー(DI・IDI)の活用例

  • 新商品やサービスのターゲット層のインサイトを探る。
  • 広告コピーやパッケージ、ネーミング案への反応検証。
  • 意識・価値観・利用実態の探索調査。
  • 複数グループで意見の違いを比較し、ターゲットごとの傾向を探る。

オフラインインタビューとオンラインインタビューの違い

オンラインインタビューは、ビデオ会議システムを利用し、対象者とオンラインで定性調査を実施できる手法です。


オフラインで実施するグループインタビュー、デプスインタビューと同様に、インタビューで得られた議論や会話内容から、「どんな意見が多いか」「意見の背景」「共通項や相違点」などを整理・分析を行います。

オフラインで実施するグループインタビュー、デプスインタビューとの違いは、オフラインでの実施では制約がかかってしまう対象者の地理的制限が、オンラインで実施されることにより取り払われるため、世界中からの対象者の招集が可能となり、幅広い対象者からのインタビューが実施可能となることです。

但し、オンライン上でのインタビューとなるため、 「非言語情報の観察」や「グループダイナミクスの醸成」の点はオフラインに比べて弱くなるため、直接的な観察ではなく、言語情報からの読み取りが重要なポイントとなるのが特徴です。

グループインタビュー(GI・FGI・FGD) / デプスインタビュー(DI・IDI)に関するよくある質問

Q.

グループインタビュー(GI・FGI・FGD)はどんな時に向いていますか?

参加者同士の対話を通じて、多様な意見やアイデアを短期間で引き出したい時に最適な手法です。商品や広告案に対する率直な反応を直接確認できるほか、参加者同士の刺激によって潜在的なニーズが浮かび上がることもあります。新しいコンセプトの受容性確認や、課題の深掘りを行いたい場面で広く活用されています。

Q.

グループを分けるときに気をつけるべきことはありますか?

参加者がリラックスして発言できるよう、性別や年齢、特定商品の使用状況などの属性ごとにグループを分けるのが一般的です。属性が近い参加者を集めることで、共感が生まれやすくなり、活発な意見交換が期待できます。逆に、価値観や立場が大きく異なる人を混ぜると、発言に遠慮が生じてしまうため注意が必要です。

Q.

グループインタビュー(GI・FGI・FGD)はオンラインでもできますか?

Web会議システムを活用したオンライン座談会形式でも、問題なく実施することが可能です。会場に集まる必要がないため、全国各地から条件に合う対象者を幅広くリクルートできるという大きなメリットがあります。また、参加者の移動負担を軽減できるため、忙しいビジネスパーソンや子育て中の方などを対象とする場合にも有効です。

Q.

実施にはどれくらいの費用や時間がかかりますか?​

費用や時間は調査設計により変動するため、詳しくは調査会社へお問い合わせください。​

Q.

インタビュー調査の注意点を教えてください。

インタビュー調査では、質問の仕方やインタビュアーの反応によって回答内容が影響を受ける場合があります。そのため、誘導的な質問を避け、回答者が自由に話せる環境づくりが重要です。また、得られた発言は少数の意見であることを踏まえ、解釈には注意が必要です。

Q.

グループインタビュー(GI・FGI・FGD)は1グループあたり何名がおすすめですか?

一般的には、1グループあたり4~6名程度が推奨されています。この人数であれば全員が発言しやすく、多様な意見も引き出しやすくなります。調査テーマや対象者の属性によって最適な人数は異なるため、目的に合わせて設計することが大切です。

Q.

グループインタビューとデプスインタビューはそれぞれどんなテーマに向いていますか?

グループインタビューは、参加者同士の対話を通じて多様な意見や新たな気づきを得たい場合に適しています。一方、デプスインタビューは、購買行動の背景や価値観、利用体験などを深く掘り下げたい場合に有効です。調査目的や知りたい情報の深さに応じて選択することをおすすめします。

Q.

インタビューをするときに準備すべきものを教えてください。

調査目的を整理したうえで、質問項目をまとめたインタビューフローの作成が重要です。また、対象者の選定条件やリクルート方法、録音・録画環境なども事前に準備しておく必要があります。準備を丁寧に行うことで、当日の進行や分析がスムーズになります。

Q.

デプスインタビューで話を引き出すコツを知りたいです。

回答者がリラックスして話せる環境を整え、否定や誘導を避けながら傾聴することが重要です。また、「なぜそう思ったのですか」「具体的にはどのような場面ですか」といった深掘り質問を重ねることで、本音や行動の背景を把握しやすくなります。経験豊富なインタビュアーの進行によって、より質の高い情報収集が可能になります。

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当社の定性調査の特徴や強み、会場設備やサポート体制、スケジュールや料金例などについて詳細情報をまとめた資料をダウンロードいただけます。

日本インフォメーションの
グループインタビュー(GI・FGI・FGD) / デプスインタビュー(DI・IDI)

グループインタビュー(GI・FGI・FGD) / デプスインタビュー(DI・IDI)なら、リサーチ会社として創業50年以上の実績をもつ「日本インフォメーション株式会社」にお任せください。

強み・特長1

長年の経験に基づく企画設計とインタビューメソッドの提案

これまでの経験・ノウハウに基づき、最適な調査企画とインタビュー手法、インタビュー方法のご提案が可能です。デザイン思考のアプローチに基づいた企画・インタビュー設計も対応しています。

インタビューメソッドの一例

ラダリング法
コラージュ法(メタファー法)
グルーピング

強み・特長2

経験豊富なモデレーター(司会者)・書記によるインタビュー進行

自社モデレーター5名、パートナーモデレーターを約100名程度抱えております。インタビュー内容を速記する書記もパートナーとして約80名登録しています。調査カテゴリーやテーマに合わせて、最適なモデレーターをアサインします。インタビューフローから発言録、報告書作成まで、トータルにサポートいたします。同日に複数司会者が必要な案件も対応可能です。

※2026年2月現在

強み・特長3

業界最大級のネットワークで難条件の調査対象者にもアプローチ

業界最大級1800万人のパネル保有しています。通常のリクルートに加えて、モニターの詳細属性をもとに、特定テーマや関心領域に特化した「スペシャルパネル」を構築しています。事前調査なしで、アプローチが難しいターゲット層へ効率的かつ低コストにリーチできます。また、150名以上の機縁リクルーターと提携。対象者条件や調査内容に沿った、各種リクルート方法に対応しています。調査テーマや対象者条件の難易度、コストに応じて最適なリクルート方法を選択し、コストパフォーマンスが高い実査をご提供します。

機縁リクルーター150人以上
スペシャルパネル25項目以上

強み・特長4

充実の設備を有するインタビュー会場を多数保有

東京・大阪に充実の専門設備を有する2つの自社インタビュー専用会場があります。対象者の様子を詳細に観察することが可能です。

インタビュールームは10台の4Kカメラで多面的に参加者を撮影し、アングル別にモニターへ出力。多くの見学者を収容できるミラールームも完備しています。また、店頭を模した模擬棚を設置したり、電圧工事済みゆえ各種調理も対応可能。様々なテーマの調査も実施することが可能です。

スピークス東銀座
スピークス大阪

強み・特長5

調査設計からインタビューフロー作成、分析まで、リサーチャーがワンストップでお手伝い

どのようにリサーチを進めてよいかわからないなど、「相談しながら進めたい方」「複雑な調査を実施したい方」「調査が初めての方」などに、リサーチコンサルティングを行います。リサーチャーが課題の整理、調査の設計、インタビューフローの作成、実査、分析、報告までをトータルにサポートいたします。

また、実績豊富なリアル・リサーチをベースに、様々な活用方法やリアルとネットを融合させた調査もすべてワンストップで進行させることができるので、スピード・コスト(費用感)ともに定評があります。

リサーチのお見積もり

目的やニーズに合う、最適なプランをご提案いたします。

パッケージ内容

  • 調査使用品の購入、準備
  • モデレーター、書記手配
  • インタビューフロー作成
  • 機縁リクルート用調査票作成、修正、チェック(リクルート用)
  • 機縁リクルート実施
  • 対象者リスト作成
  • 架電作業による条件確認/対象者参加前日確認
  • 謝礼お渡し
  • 報告書作成
  • 性別
  • 年齢
  • 未既婚
  • 子どもの有無
  • 居住地(都道府県まで)
  • 職業
  • 勤務先業種
  • 世帯年数

※上記は利用パネルにより変動があります。

  • 発言録
  • 事前課題・記入物コピー
  • 報告書 等
  • 出現率調査(SC1000s・5問聴取まで無料)
発言録
報告書
報告書

コンセプト受容性調査(コンセプト評価)

お菓子の新製品の複数あるコンセプトのうち、どれが受容されるのか、ブラッシュするポイントはどこなのかを探るために実施しました。

化粧品の使用実態把握調査(ユーザー実態)

化粧品の使用実態を把握するために、生活するうえで、どんな場面で何を気にしながら使用しているのかを確認しました。求める価値をあぶりだすために、複数ある写真からイメージに近いものを選んで、その理由を発言してもらうコラージュ法を取り入れました。

WEBサイト調査(ユーザビリティテスト)

WEBサイトの改善点を確認するために、実際にサイトを操作してもらいながら、ヒアリングを実施。当社所有のアイトラッキングも使用し視線経路も含めて分析を行いました。

リサーチのお見積もり

目的やニーズに合う、最適なプランをご提案いたします。

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