インターネットリサーチの実施にあたり、現在よく懸念される事項の1つとして、
「自由記述内容の質が良くない」ことが挙げられます。
「特になし」や、「1ワードのみ」というような、自由記述設問への記入量が少なく、参考になる回答があまり得られない。
インターネットリサーチのアンケート上で、自由記述の文字数を判定し、
記述量が少なかった方へは、自動で自由記述設問を追加聴取することで、
CLTのような 自由記述内容のプロービング(深掘り) が可能になりました。
通常の自由記述設問の回答が10文字以下だった方に対し、
プロービング用の設問にも回答いただくことで、自由記述内容の深掘りを1調査につき3問まで行います。
自主調査による効果検証でも、プローブ設問が挿入されることでの、記述内容の増加や良化が見られました。
本機能を追加いただくことで、回答精度が高くなることが確認されています。
※より詳しい調査結果をご覧になりたい方には、詳細な資料のご準備がありますので、お問い合わせください。
化粧品のブランド健康診断の目的で実施したインターネットリサーチで自動プローブ機能を活用。これまでの調査ではブランドイメージへの記述が薄かった点が課題として挙げれられていましたが、本機能を実装することで記入文字数が増え、テキストマイニングでの分析に耐えうる記述量を得ることができました。
飲料のパッケージリニューアルを検討中のため、インターネットリサーチでパッケージデザイン評価を実施。パッケージデザインを見て「買いたい」と答えた人に対して、その理由を自由回答で聴取しました。自動プローブ機能を活用したことで、曖昧だった「パッケージのどの部分が良いと思ったのか」の評価点についてより詳細な意見が聴取でき、デザインの改定に寄与する情報が得られました。
レトルト食品で、調理方法が分かりやすさ、味の美味しさへの評価を確認するためのホームユーステストを実施。ホームユーステストのアンケートをWEB画面で作成し、インターネットリサーチと同様のFA自動プローブ機能を活用しました。感じたのはどのような美味しさなのか、調理方法の分かりにくい点がどこだったのか、情報量がしっかりと取れ、新たな気づきが得られました。