2026年の夏も厳しい暑さが続いています。気象庁の発表によると、西日本を中心に7月中旬~下旬にかけて顕著な高温となり、7月中旬と下旬の西日本の平均気温は、統計を開始した1946年以降の最も高い記録となりました。(※)
こうした背景のもと、日本インフォメーション株式会社(代表取締役社長:斎藤 啓太/以下、日本インフォメーション)では、夏の猛暑における人々の意識と実態を把握するために、本調査を実施しました。合わせて、一層の酷暑が進んだことによる暮らしへの影響を時系列比較で確認します。
※出典:気象庁「2026年7月中旬~下旬の顕著な高温と今後の見通しについて」
※詳細な調査結果資料(その他の質問/属性別分析を含めたクロス集計データ/報告書)は「レポートダウンロードフォーム」よりダウンロードできます。
目次
調査結果から得られたファインディングス
■Findings1
理想の“夏”の時期は平均2.0ヶ月に対し、現在“夏”だと思う時期は平均3.7ヶ月で、理想よりも1.7ヶ月長い。現在の“夏”に対しては「好き」は21.5%に留まり、「好きではない」が61.1%を占め、10年前の“夏”と比べて「嫌いな気持ちが増した」も68.4%に及ぶ。

■Findings2
男性や子供が猛暑対策で“日焼け止め”“日傘”を利用することに対しては、半数以上がポジティブな反応。子供が“サングラス”を利用することに対しては、ポジティブな反応が約4割とやや低め。一方で、男性の“オフィスでのショート丈パンツ”の着用に対しては、ポジティブな反応は約3割に留まる。

■Findings3
“夏”の消費で“節約する”のは「旅行・レジャー費」「衣類・ファッション費」「美容・パーソナルケア費」、“節約したいが、実際には難しい”のは「電気代」「水道代」「食用品費」が上位。猛暑下の様々な消費の中では、“節約する”よりも“節約したいが、実際には難しい” 消費が多く見られた。

主な調査結果
※グラフや図は、クリックすると拡大してご覧いただけます。
①“夏”だと思う時期 現在と理想 全体比較
現在“夏”だと思う時期(月)は、「6月」~「9月」が6割以上で、平均月数は3.7ヶ月でした。対して、理想の“夏”の時期は「7月」~「8月」が8割前後でメインで、「6月」と「9月」は2割未満に留まり、現在の“夏”と50pt前後の差が見られました。理想の“夏”の平均月数は2.0ヶ月に留まり、現在よりも1.7ヶ月ほど短い“夏”が理想と考えられています。

②“夏”に対する好意度 / 10年前と比べた“夏”に対する好意度の変化
現在の“夏”の季節の好意度は「好き(計)」が21.5%に留まるのに対して、「好きではない(計)」は61.1%に及び、前年からも+2.7pt上昇しました。また、10年前と比べた好意度の変化では、「好きな気持ちが増した(計)」は僅かに6.2%に留まり、「嫌いな気持ちが増した(計)」は68.4%で前年69.3%と同水準です。北海道エリアでのみ“夏”の季節を「好き(計)」46.2%が「嫌い(計)」38.5%を上回り、「嫌いな気持ちが増した(計)」も48.1%と半数を下回りました。


③“暑さ対策商品”の認知・利用実態 全体
“暑さ対策商品”の認知率上位のアイテムは、認知者中の利用経験も高い傾向が見られますが、「日傘」は認知が最も高いものの認知者中の利用経験はやや低めです。利用者中の最近1~2年の利用開始率が高かったのは、それぞれまだ利用率は低いですが、「冷却ベスト」「ペルチェ素子搭載電動ネッククーラー」「空調服」や、「冷製麻婆春雨」 「冷やしカップ麺」「凍結しためんつゆ」などの夏向けの食品類が上位となりました。

④“男性の猛暑対策”に対する意識
“男性の猛暑対策”に対する意識では“日焼け止め”利用は54.6%、“日傘”利用は52.3%がポジティブな反応(TOP2)で半数以上を占めますが、“オフィスでのショート丈パンツ”着用のポジティブな反応は31.6%で、「利用(着用)しない方が良いと思う」が17.7%と“日焼け止め”“日傘”に比べて高めです。“オフィスでのショート丈パンツ”着用は、男女それぞれ若年層では4割前後がポジティブな反応ですが、年代が上がるとともにポジティブな反応は低くなる傾向です。

⑤“子供の猛暑対策”に対する意識
“子供の猛暑対策”に対する意識では“日焼け止め”利用は57.8%、“日傘”利用は53.8%がポジティブな反応(TOP2)で半数以上を占めますが、“サングラス”利用のポジティブな反応は44.2%でやや低めでした。“子供”の“サングラス”利用に対して、「利用(着用)しない方が良いと思う」は女性60代が16.7%と特に高めです。

⑥“夏”ならではの消費に対する意識 全体比較
“夏”ならではの消費について、“節約する”が最も高いのは「旅行・レジャー費」46.2%、“節約したいけれど、実際は難しい”が最も高いのは「電気代」58.5%。「旅行・レジャー費」「衣類・ファッション費」「美容・パーソナルケア費」以外の消費は、“節約する”よりも“節約したいけれど、実際は難しい”が上回りました。

⑦“夏”の暑さによる生活への影響
“夏”の暑さによる生活への影響(TOP2)では、「外出の際の行動範囲が狭くなる」58.0%、「買い物や外出頻度が減る」56.5%が上位で“外出”への影響が高めです。対して、「食費の節約意識が下がる」「お惣菜や出来合いの料理を買うことが増える」「電子レンジ調理が増える」といった“食や調理”への影響は3割台前半に留まりました。暑さによる生活への影響は、全般的に男性よりも女性で高めなほか、エリア別では九州・沖縄エリアで高めな項目が多くなっています。


今回の調査から、現在の夏は理想よりも1.7ヶ月も長く、人々の意識や生活に影響を与えていることがわかりました。また、物価上昇の背景から、電気代や水道代を節約したくても節約できないジレンマを抱えており、代わりにレジャーやファッション、美容の分野で節約している傾向が見られました。
夏の時期に利用が増えるものや、夏に欲しいと思う商品の特徴など、商品開発の参考になる情報もレポートにまとめています。ぜひダウンロードして御覧ください。
以上、 ~長くなる夏で、変わる暮らし~「夏」に関する意識調査2026を抜粋してお伝えしました。
※詳細な調査結果資料(その他の質問/属性別分析を含めたクロス集計データ/報告書)は「レポートダウンロードフォーム」よりダウンロードできます。
その他の質問
- “夏”の時期に購入・利用が増えるもの/“夏”ならではの季節商品・限定品が欲しいもの
- “夏”に欲しいと思う商品の特徴
- 職場での“熱中症対策”の実態 <有職者ベース>
- “暑熱順化”の認知・取り組み実態
調査概要
調査地域:日本全国
調査対象:20~69歳 男女
調査実施期間:今回 2026年7月22日~7月23日 / 前回 2025年7月29日~7月30日
調査手法:クローズドモニターへのインターネットリサーチ
サンプルサイズ:有効回収計1,180サンプル

※レポートの著作権は、日本インフォメーション株式会社が保有します。
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会社概要
会社名:日本インフォメーション株式会社
所在地:東京都中央区銀座3丁目15-10JRE銀座三丁目ビル4F
代表取締役社長:斎藤啓太
資本金:5,500万円
設立:1969年12月1日
事業内容:マーケティング・リサーチ事業、マーケティングコンサルティング 他
本調査・リリースに関する問い合わせ先
日本インフォメーション株式会社 担当 :高澤
E-mail : ni_inquiry_report@n-info.co.jp