③|屋外でマスクを着用していない理由
全体で「暑い」「息苦しい」が5割以上でTOP2。「屋外での着用義務はないと政府が言っているから」「面倒くさい」同率20.4%、「コロナウイルスを気にしない方なので」14.8%がそれに続く。
■「暑い」という季節柄(調査実施は8月)の理由が最も多くなっていますが、「屋外での着用義務はないと政府が言っているから」が2割を占め、近年の政府のマスク着用ガイドラインも少なからぬ影響を与えている様子が窺えました。(図表3)
新型コロナウイルスの流行から2年以上が経過し、マスク生活も長期化しマスクをおしゃれの一部として楽しむポジティブな側面も見受けられます。一方で、ネット上では若者を中心にマスクを「顔パンツ」と例え、「マスクを外して顔を人前にさらすのは恥ずかしいから、コロナ禍が終わってもマスク着用を続けたい」という声もあるようです。
そこで日本インフォメーション株式会社(代表取締役社長:斎藤 啓太 以下、日本インフォメーション)では、マスク生活の長期化に伴い、消費者はマスク着用をどのように捉えているか、今後のマスク使用意向や政府が打ち出したマスク着用方針についてどのように思っているかなど、2022年2月の調査結果と比較しながら性年代別での実態を把握するために本調査を実施しました。
・その他の「マスク」に関する調査はこちら
✓#22「~マスク着用が日常となった今を読み解く~ マスク着用の意識・行動調査」
✓#30「~マスク生活が長期化した今を読み解く~ マスク着用の意識・行動調査」
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全体で「毎回着用している」が屋内72.0%、屋外68.8%と多数。屋内では、60代では「着用していない」と回答している割合が全年代で最も高く、男女ともに2割近くに達している。屋外では、男性10代~30代、50代で「着用していない」が1割前後と比較的高い。
■着用率が過半数(「毎回着用している」「8割程度着用している」計)の割合は、「屋内」では20代女性が最も高い結果となりました。一方で、「屋外」では、10代女性が全性年代で最も高く、40代男性も男性のなかでは2番目に高くなっています。(図表1)
全体で「屋外でも感染のリスクに不安を感じる」43.9%が最も多いが、女性では「メイクをしていなくても良い」が20代以上で2-3割、男性では「髭を剃っていなくても良い」が全世代で1-2割挙がる。
■10代では、男女ともに「小顔に見える」「可愛い、綺麗、かっこよく見える」が1割以上と、他の年代より見た目にポジティブなイメージがあるようです。女性では、10代と30代の「他の人の目が気になる」が4割弱に達しているほか、10~20代では「肌荒れを隠せる」、40代~60代の「ほうれい線を隠せる」「頬のたるみを隠せる」などが他の世代より高くなっており、見た目をネガティブにとらえてマスクを着用する傾向が見られます。(図表2)
全体で「暑い」「息苦しい」が5割以上でTOP2。「屋外での着用義務はないと政府が言っているから」「面倒くさい」同率20.4%、「コロナウイルスを気にしない方なので」14.8%がそれに続く。
■「暑い」という季節柄(調査実施は8月)の理由が最も多くなっていますが、「屋外での着用義務はないと政府が言っているから」が2割を占め、近年の政府のマスク着用ガイドラインも少なからぬ影響を与えている様子が窺えました。(図表3)
全体で「いつも必ず使用」「できるだけ使用」のTop2が37.4%、2022年2月より-17.1pts減少。10代女性が唯一の過半数(52.0%)。
■30~40代男性の「いつも必ず使用」「できるだけ使用」のTop2は、同性での他の年代より高い傾向が見られます。また、20代を除けば男性の方が女性より「もう使用したくない」の割合が高い傾向にあり、60代男性では42.7%と全体の2倍近くに達しています。(図表4)
全体で、「抗菌・抗ウイルスになる」46.0%が最も多い。男性では10代~40代で「髭を剃っていなくても良い」が2割~5割、女性では全年代で「メイクをしていなくても良い」が3~4割と多い。
■10代の男女と30代女性では「肌荒れを隠せる」が3割以上、 10代~20代女性では「歯の汚れ、矯正などが隠せる」が2割以上と、見た目をネガティブにとらえてマスクを着用している傾向があります。また、40代~60代女性では、「抗菌・抗ウイルスになる」が過半数となっており、感染対策を意識していることが窺える結果となりました。(図表5)
■「面倒くさい」「お金がかかる」は前回調査と比べると、回答が多くなっているのが特徴的でした。また、男女比較でみると「着用の強制感(人の目)」「息苦しい」の2項目は、女性からの意見が多い傾向が見られます。(図表6)
※政府ガイドライン詳細はこちら https://www.mhlw.go.jp/content/000942601.pdf
※政府ガイドライン詳細はこちら https://www.mhlw.go.jp/content/000942601.pdf
■「同意する」Top Boxだけでなく、「同意する」と「やや同意する」を合わせたTop2も、同居する子どもが就学児の場合が最も低い結果となりました。また、同居する子どもの年齢層が高いほど、 「どちらともいえない」と回答する割合も高いようです。(図表11)
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調査地域:日本全国
調査対象:16~69歳の男女
サンプルサイズ983サンプル
調査方法:インターネット調査
調査実施時期:2022年8月9日~11日
レポートの著作権は、日本インフォメーション株式会社が保有します。
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会社名:日本インフォメーション株式会社
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代表取締役社長:斎藤啓太
資本金:5,500万円
設立:1969年12月1日
URL:https://www.n-info.co.jp/
事業内容:マーケティング・リサーチ事業、マーケティングコンサルティング 他
日本インフォメーション株式会社 担当 : 川島・橋本
E-mail : ni_inquiry_report@n-info.co.jp
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