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新型コロナウイルスの流行から2年以上が経過し、マスク生活も長期化しマスクをおしゃれの一部として楽しむポジティブな側面も見受けられます。一方で、ネット上では若者を中心にマスクを「顔パンツ」と例え、「マスクを外して顔を人前にさらすのは恥ずかしいから、コロナ禍が終わってもマスク着用を続けたい」という声もあるようです。

そこで日本インフォメーション株式会社(代表取締役社長:斎藤 啓太 以下、日本インフォメーション)では、マスク生活の長期化に伴い、消費者はマスク着用をどのように捉えているか、今後のマスク使用意向や「顔パンツ」の言葉の認知など、2021年9月の調査結果と比較しながら性年代別での実態を把握するために本調査を実施しました。

■主な調査結果

①|「顔パンツ」という言葉の認知

全体で「知らない」が67.6%と多数。女性では10代の認知(「意味を含めて知っていた」「言葉だけ知っていた」)17.4%と最も低く、50代までは年代が上がるにつれて高くなる傾向。ネット上では若年層の「顔パンツ」に関する話題があがるが、男性含めて若年層の認知とは結びついていない。

■全性年代で「知らない」が6-8割と多数でした。認知が最も高いのは、女性では50代で43.7%、男性では40代で32.9%です。一方、女性では年代が上がるにつれて認知も高くなる傾向ですが、男性では同様の傾向は見られませんでした。(図表1)

②|「顔パンツ」という考え方への共感

  • 対象者への説明文:「顔パンツ」※マスクをはずして顔を人前でさらすことに抵抗を感じる=マスクは顔のパンツという意味。
    ※「顔パンツ」という考え方を聞いて、あなたのお考えに当てはまるものを教えてください。という質問に「顔パンツ」という言葉を知らない方も説明を読んで回答

 

言葉の意味を説明したところ、女性を中心に10代からの共感が高く、半数以上が「気持ちが分かる」「やや気持ちが分かる」と回答しました。また「気持ちが分かる」のTop Boxも2-3割と各世代で最も高く、年代が上がるにつれて共感は下がる傾向が見られました。

■10代男性のTop 2 で50.7% Top Boxは24.0%、10代女性のTop 2で61.4% Top Boxは30.7%と、男性より女性の方が共感が高くなっています。同傾向は全年代に当てはまっています。また、男性では20代、女性では20~40代のTop 2も5割を超えています。(図表2)

③|今後のマスク使用意向(コロナ収束後)

全体で「いつも必ず使用」「できるだけ使用」のTop 2 Boxが54.5%、2021年9月より+15.9pts増加。20・30代女性の使用意向が6-7割と高い。

■20・30代女性の「いつも必ず使用」「できるだけ使用」Top 2 は、62.4~65.4%と、全体より7.9~10.9pts高くなっています。また、男性より女性の継続使用の意向が高くなっていますが、男性の中では30代のTop 2 が55.9%と、他の世代より高い傾向にあります。(図表3)

④|今後のマスク使用意向の理由

全体で「抗菌・抗ウィルスになる」41.7%が最も多いが、女性では「メイクをしなくても良い」が各世代3-5割、男性では「髭を剃っていなくても良い」が2-3割挙がる。前問でマスクの継続使用意向が高かった20・30代女性では、「メイクをしていなくても良い」5割と他の年代より高い。

■10代女性では、「可愛い、綺麗に見える」42.9%、「肌荒れを隠せる」37.1%、「小顔に見える」25.7%と他の性年代より見た目へのポジティブなイメージがあります。30代以上の女性では、「シミ・そばかすを隠せる」「顔のたるみを隠せる」などエイジング関連の項目が2-3割です。(30代「ほうれい線」、60代「シミ・そばかす」を除く)。男性は、特に20・60代男性で「髭を剃っていなくても良い」が33.3%と高くなっていて、「口臭が隠せる」も20‐50代で2割から挙げられました。(図表4)

⑤|今後のマスク非使用意向の理由

全体で「息苦しい」59.0%、「暑い」41.3%、「メガネがくもる」40.2%が主な理由。 「肌トラブルが起こる」は10-40代女性と10代男性で5-6割、 「面倒くさい」も10代男女で4-5割と高い。

■「暑い」は女性で20・30代を除く全年代で5-6割が挙げられました。「メガネがくもる」は30代男性、60代女性で6割でした。「お金がかかる」は30・40代女性で4-5割と高い傾向です。10-40代女性では「メイクがつく」も3-5割と多く挙がっており、全体的に女性の方が男性より幅広く理由を挙げています。(図表5)

⑥|相手のマスク着用(コロナ収束後)

全体で「どちらでも良い・気にしない」が41.5%と多数。一方で、「着用している方が良い」「どちらかといえば着用している方が良い」35.2%は 、「着用していない方が良い」 「どちらかといえば着用していない方が良い」23.3%より+11.9ptsとなっており、収束後もマスク着用が好ましいと考える人の方が多い。

■20代女性を除き、全ての性年代で 「どちらでも良い・気にしない」が4-5割と最も多い回答でした。一方で、20代女性は「着用している方が良い」「どちらかといえば着用している方が良い」47.4%と半数が着用を支持しています。男女とも10代が「着用していない方が良い」「どちらかといえば着用していない方が良い」32.0~36.0%と各年代で最も多くなっています。(図表6)

今回の調査では、コロナ収束後でもマスクの着用を続けたいという層の多さが目立ち、「顔パンツ」という言葉に代表される、自分にとっての顔の不都合を隠せるなどの理由が多く挙げられました。長引くコロナによって習慣化されたマスク着用により、衛生目的以外でも使用する理由があるアイテムとなったようです。

以上、~マスク生活が長期化した今を読み解く マスク着用の意識・行動調査~の結果を抜粋してお伝えしました。


詳細な調査結果資料(その他の質問/属性別分析を含めたクロス集計データ/報告書)を無料にて配布しております。

ご希望の方はお問い合わせフォームからお気軽に問い合わせください。

■調査概要

調査地域:日本全国
調査対象:16~69歳の男女
サンプルサイズ972サンプル

 

 

 

 

調査方法:インターネット調査
調査実施時期:2022年2月5日~6日
レポートの著作権は、日本インフォメーション株式会社が保有します。
内容を転載・引用する場合には、「日本インフォメーション(株)調べ」と明記してご利用ください。

■会社概要

会社名:日本インフォメーション株式会社
所在地:東京都中央区銀座3丁目15-10 菱進銀座イーストミラービル4F
代表取締役社長:斎藤啓太
資本金:5,500万円
設立:1969年12月1日
URL:https://www.n-info.co.jp/
事業内容:マーケティング・リサーチ事業、マーケティングコンサルティング 他

■本調査・リリースに関する問い合わせ先

日本インフォメーション株式会社  担当 : 川島・橋本
E-mail : ni_inquiry_report@n-info.co.jp

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