2022/07/19
日本インフォメーション株式会社(代表取締役社長:斎藤 啓太)と、一般社団法人幸年期マチュアライフ協会(代表理事:今井 麻恵)は、マチュア世代およびマチュア世代の「更年期不」に注目し、この度、更年期の向き合い方や行動実態の把握による幸福度の違いを明らかにすることを目的に共同調査をいたしました。
今回は、『“男女マチュア世代”の悩み「更年期」の行動実態調査からクラスターを分析』と題して、30~60代の男女マチュア世代の「現在の自己意識」で分析を実施し、
「楽観的・社交的」「絶対的自己評価」「自己実現・相対的自己評価」「他者との関わり」項目内の各詰問にて、「現在の自身にあてはまるもの」の回答状況によって、因子クラスター化しました。
その上で、閉塞感の高低具合により、低い順から「全方位充実」「利他重視・自分も大切」「利他重視・自己犠牲」「閉じこもり閉塞感」「今が暗闇」の5つのタイプに分けました。その内容をご紹介しております。
閉塞感の低い「全方位充実」と、「利他重視・自分も大切」タイプは更年期症状緩和のために積極的に何らかの対処、つまり“アクション”をしている傾向が顕著である一方で、閉塞感の高い「閉じこもり閉塞感」と「今が暗闇」タイプは自ら動こうとする意識は低い「我慢の更年期」を象徴するクラスターとなりました。ただ、これらのタイプにおいても体調不良改善後の意識に関しては、現在の体調不良が改善されたら、少しずつでもポジティブな思考に移行できるのではないかという期待が見られました。
また、閉塞感が低い「全方位充実」と、「利他重視・自分も大切」タイプほど“配偶者・パートナーのサポート”があり、更年期の不調対策に向け、「幸年期」を過ごすための“アクション”へ1歩踏み出す“後押し”となっていることが分かります。従って、更年期の不調による閉塞感は、“周りの理解・サポート”でポジティブに変化することが分かりました。
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マーケティングを「一生の仕事」に