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新型コロナウイルス感染症を踏まえた健康志向の高まりを背景に、「代替食」や「完全栄養食」が注目されています。日本でも以前よりマーガリンなど“高価な食材を手頃な価格で味わうこと”を目的とした「代替食」が存在していましたが、近年はアレルギーやヴィーガン、健康志向の高い方に向けた“価格より美味しさ”に重点を置いた代替食が目立つようになりました。代替食には低脂質・低カロリーといった健康上のメリットや、製造・販売する企業のイメージ向上など様々なメリットがある一方、特定の栄養が不足する、添加物・化学物質の摂取などのリスクも懸念されています。

そこで、日本インフォメーション株式会社(代表取締役社長:斎藤 啓太 以下、日本インフォメーション)では、「代替食」に関する現状の消費者の意識、また大手企業の参入により急速に認知が拡大した「完全栄養食」や食品表示についても調査しました。


※詳細な調査結果資料(その他の質問/属性別分析を含めたクロス集計データ/報告書)を無料にて配布しております。
ご希望の方は「資料請求はこちら」からお気軽に問い合わせください。
※ご希望の資料名に「~食のトレンドが消費行動に与える影響は?~代替食・完全栄養食に関する意識調査」と記載ください。

 

■調査結果について

Findings1
代替食の喫食・飲用経験で2割を超えるものは「アーモンドミルク」25.6% 、「オートミール」23.8%のみ。2021年から喫食・飲用経験は伸びていない。

認知もまだ全体的に高いとは言えず、6割を超えるものは「オートミール」67.5%、「アーモンドミルク」61.4%、「昆虫食」60.9%、「代替肉(フェイクミート)」60.8%のみ。認知者における喫食・飲食経験は各代替食とも約3-4割だが、「昆虫食」は14%と最も低く消費者の抵抗が高い様子が伺える。

Findings2
「自分」よりも「自分の子ども」が代替食を食べることに不安を感じる人が多い。その主な理由は「おいしくなさそう」57.7%。

“抵抗がある”との回答は「自分の子ども」40.2%(「自分」より+3.0pts)、 “抵抗がない”では「自分の子ども」は19.3%(▲10.6pts)、“どちらとも言えない”は40.5%(+7.7pts)と「自分」よりも「自分の子ども」に抵抗を感じる人が多い。安全性に関する理由も2-3割あがるものの、味への懸念が最も多い理由だった。

Findings3
完全栄養食の喫食・飲食経験は全体では2割だが、男性10・20代では3割を超えており男性若年層に親和性が高い。女性の喫食・飲食経験は低く、全体(19.4%)を超える年代はない。

完全栄養食のイメージは、「バランスよく栄養が取れる」46.8%、「栄養が豊富」37.2%、「手軽」26.1%とポジティブなイメージが上位3つに並ぶ。一方、4-8位は「価格が高い」23.6%、「人工的」18.3%などネガティブなイメージが続く。男性若年層の喫食・飲食経験は多いが、ポジティブなイメージは比例して高くはなく全体と同程度。

Findings4
食品では「糖質制限・カロリーオフ」、飲料では「ストレス・疲労感を軽減」が特徴訴求として最も人気。

食品全9カテゴリーで上位2位以内に「糖質制限・カロリーオフ(2-3割)」が、飲料では全10カテゴリーで上位3位以内に「ストレス・疲労感を軽減(2-3割)」が入っている。

 

■主な調査結果

①|代替食の認知、喫食・飲食経験喫食・飲食経験が2割を超えるのは、 「アーモンドミルク」25.6% 、「オートミール」23.8%のみ。2021年の調査時より経験ありが2pts以上増えたものは「オートミルク(オールミルク)」+2.2ptsのみと、喫食・飲食経験が拡大していない様子が伺える

認知が6割を超えるものは、12の代替食のうち4つで「オートミール」67.5%、「アーモンドミルク」61.4%、「昆虫食」60.9%、「代替肉(フェイクミート)」60.8%。認知自体も全体的にまだ高いとは言えません。認知者に占める喫食・飲食経験は約3-4割ですが、「カリフラワーライス」23.1%、「キャベツライス」24.2%、「培養肉(クリーンミート)」23.6%、特に「昆虫食」は14%と最も低く、消費者の抵抗が高い模様です。

 

②|代替食の抵抗感(自分自身&子ども)

「自分」よりも「自分の子ども」に対して抵抗を感じる人が多い傾向。 「自分の子ども」に抵抗を感じる人は、男性30・50代、女性20代で5割(+8.4~13.1pts)。

“抵抗がある”との回答は「自分の子ども」40.2%(「自分」より+3.0pts)、 “抵抗がない”では「自分の子ども」は19.3%(▲10.6pts)、“どちらとも言えない”は40.5%(+7.7pts)と「自分」よりも「自分の子ども」に抵抗を感じる人が多いです。「自分」が抵抗を感じる人は、男性30代以降で年代が上がるにつれてやや高くなっています。「自分」が抵抗を感じる人は、男女とも60代が5割と最も多いです。(全体より+9.2~10.4pts)。

 

③|子どもが代替食を食べることに抵抗感がある理由

「おいしくなさそう」が57.7%と最も多い理由。安全性に関する理由も2-3割あがるものの、味への懸念が最も多い理由だった。

「おいしくなさそう」57.7%の次点として、「人工的」37.2%、「何となく不安を感じる」35.9%が続きます。「原材料がよく分からない」32.1%、「安全性に懸念がある」27.6%、「身体の成長に影響がないかの懸念」17.9%など安全性に関する理由は2-3割ほどでした。

④|完全栄養食の認知、喫食・飲食経験 

全体の喫食・飲食経験は2割だが、男性10・20代では3割を超える。認知者に占める喫食・飲用経験は男性10・20代に加えて男性30代も5割と多く、完全栄養食は男性若年層に親和性が高い。一方で、女性は20代の認知が46.4%と全性年代で最も低い。

喫食・飲用経験は、男性10代(全体より+12.8pts)、男性20代(+14.8pts)が特に高いです。認知者に占める喫食・飲食経験の割合は全体で31.0%ですが、男性10代(47.4%, 全体より+16.3pts)、男性20代(51.8%, +20.8pts)に加えて、男性30代(46.2%, +15.1pts)も多いです。女性は年代があがるにつれて認知自体は高くなるものの喫食・飲用経験は伸びておらず、喫食・飲食経験も全体(19.4%)を超える年代はありません。

 

⑤|完全栄養食に対するイメージ

「バランスよく栄養が取れる」46.8%、「栄養が豊富」37.2%、「手軽」26.1%とポジティブなイメージが上位3つを占める。一方で、4-8位は「価格が高い」23.6%、「人工的」18.3%などネガティブなイメージが続く。

前問では、男性10-30代の喫食・飲用経験が他の性年代より多かったのですが、ポジティブなイメージは比例して高くなっておらず全体と同程度でした 。一部、10代男性で「病気になるリスクを低減する」(全体より+8.4pts)、「肥満を防ぐ」(+12.2pts)、「美味しい」(+10.5pts)、20代男性「肥満を防ぐ」(+9.0pts)、30代男性「美味しい」(+10.4pts)が高いです。10代女性で「栄養が豊富」が全体より+10.8pts、30代女性で「手軽」が全体より+14.3ptsです。

 

⑥|特徴・成分訴求による購入意向への影響(食品)

全9カテゴリーで上位2位以内に「糖質制限・カロリーオフ(2-3割)」が入っており、いま最もポピュラーな特徴と言える。その他、「脂質や糖の吸収を抑える・食後の血糖値の上昇を抑える(2割)」は6カテゴリーで上位4位以内、「完全栄養食(2割)」は5カテゴリーで上位4位以内に入っている。上記に加えて、「レトルト食品」「インスタント麺」「カレールー・シチュールー」では「プロテイン(高たんぱく質)」2割、「インスタント麺」「基礎調味料」「調味料」では「減塩」2割がそれぞれ上位3位以内に入っています。「菓子・スイーツ・デザート類」では「ストレス・疲労感を軽減」3割と、「糖質制限・カロリーオフ」など共通して高い特徴もある中でも、それぞれの食品カテゴリーで響きやすい特徴があります。

⑦|特徴・成分訴求による購入意向への影響(飲料)

全10カテゴリーで上位3位以内に「ストレス・疲労感を軽減(2-3割)」が入っており、飲料カテゴリーで最もポピュラーな特徴と言える。その他、食品に続き「脂質や糖の吸収を抑える・食後の血糖値の上昇を抑える(2割)」は8カテゴリーで上位4位以内に入っている。

その他、「免疫力を上げる(1-2割)」は9カテゴリーで上位4位以内、「糖質制限・カロリーオフ(2割)」は8カテゴリーで上位5位以内に入っています。「一般の乳飲料」は「乳酸菌配合」が24.5%と最も多いです。
 
代替食というワードをよく耳にする一方で実際に飲食している人の割合は伸びておらず、味や安全性で懸念されている様子が浮き彫りになりました。本来の食材と比べて価格が高いものも多く、昨今の値上げの影響も相まって、あえて代替食を買う必要はないと考える人も多いのではないでしょうか。企業側の技術の向上により普及が広まるのか、今後も注目です。以上、 ~食のトレンドが消費行動に与える影響は?~代替食・完全栄養食に関する意識調査を抜粋してお伝えしました。

※詳細な調査結果資料(その他の質問/属性別分析を含めたクロス集計データ/報告書)を無料にて配布しております。
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※ご希望の資料名に「~食のトレンドが消費行動に与える影響は?~代替食・完全栄養食に関する意識調査」と記載ください。

■調査概要

調査地域:日本全国
調査対象:16~69歳 男女
調査実施期間:2024年3月12日~3月13日
調査手法:インターネットリサーチ
サンプルサイズ:有効回収計 1,018サンプル
レポートの著作権は、日本インフォメーション株式会社が保有します。

内容を転載・引用する場合には、「日本インフォメーション(株)調べ」と明記してご利用ください。

■会社概要

会社名:日本インフォメーション株式会社
所在地:東京都中央区銀座3丁目15-10JRE銀座三丁目ビル4F
代表取締役社長:斎藤啓太
資本金:5,500万円
設立:1969年12月1日
URL:https://www.n-info.co.jp/
事業内容:マーケティング・リサーチ事業、マーケティングコンサルティング 他

■本調査・リリースに関する問い合わせ先

日本インフォメーション株式会社  担当 :高澤
E-mail : ni_inquiry_report@n-info.co.jp

 

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