自分の態度、欲求,習慣が抑圧されている場合、それを自分以外の人や物に自由に表明させることを心理学では「投影」といっている。この心理の働きを利用して、例えば、対象者に購入理由を直接質問しないで「それを使うのはどんな人だと思うか」と間接的に質問するような方法がこの手法である。投影法は、対象者の深層レベルの意識を間接的にせよ表現することを可能にする手法であるので,イネイブリング法(enablingtechnique)と呼ばれることもある。投影法にはいろいろな手法があるが、次の4つに大別できる。

  1. 連想法(association procedures):例えは「✕✕から最初に思い出すものは・・・・・」
  2. 完成法(completion ptocedures):文章や物語の最初の部分だけを示し。残りを完成させる。
  3. 構成法(construction procedures):例えば「絵を提示して物語を機成させ。これに現れた(殺影された)心の内部の願望や葛酸を知ろうとする」
  4. 表現法(expressive procedures):例えば「製品購買のような具体的場面。あるいは無生物との会話といった空想的な場面をもとに対象者一人ひとりに役割を割り当てて演じさせるサイコ・ドラ  マ。ロールプレーイング」

 

出典:マーケティング・リサーチ用語辞典 / 発行所:株式会社 同友館