年々厳しさを増す日本の“夏” 。今年は全国各地で気温が40度を超える地点が相次ぎ、危険な暑さが連日続いています。こうした状況の中、熱中症対策や外出の頻度など、暑さへの対応は人それぞれで、地域や世代によっても異なります。

そこで、日本インフォメーション株式会社(代表取締役社長:斎藤 啓太 以下、日本インフォメーション)は、猛暑に対する人々の意識や行動の実態を明らかにするために、本調査を実施しました。


調査結果から得られたファインディングス

現在“夏”だと思う時期は、 10年前の“夏”と比べて平均1.4ヶ月長くなり、6月~9月までが7割を超える。10年前と比べ「嫌いな気持ちが増した」が約7割を占め、全体の半数以上は現在の“夏”を「好きではない」。

“夏”だと思う時期は、10年前は7月~8月がメインで平均は2.2ヶ月。対して、現在は6月~9月までが7割を超えて、平均で3.6ヶ月に及ぶ。10年前の“夏”と比べて、「好きな気持ちが増した(計)」は僅か6.4%に留まり、「嫌いな気持ちが増した(計)」が69.3%に及ぶ。 現在の“夏”に対する好意度は「好き(計)」は23.0%に留まり、「好きではない(計)」が58.4%で半数を超える。

利用経験のある“暑さ対策グッズ”は「うちわ・扇子」「水筒・マイボトル」「帽子」「日焼け止め」が上位。「日傘」は認知が最も高いものの、男性の利用経験は12.2%に留まり、全体での利用率はやや低め。

“暑さ対策グッズ”の認知率は、全体では「日傘」71.5%、「うちわ・扇子」71.4%、「日焼け止め」70.8%、「帽子」70.3%が7割以上で上位。利用経験率は、全体では「うちわ・扇子」58.3%、「水筒・マイボトル」55.3%、「帽子」55.0%、「日焼け止め」51.8%が上位。「日傘」は39.1%。尚、男性や子供の「日傘」「日焼け止め」の利用に対する意識では、それぞれ全体の6割前後が利用に肯定的な意識を持っている。

“夏”の暑さによる生活への影響は大きく、半数以上で「外出」の“行動範囲”や“頻度”が低下。また、暑さで「家事のやる気」が下がるものの、物価上昇の中で「食費の節約意識」はあまり下がらない様子。

“夏”の暑さによる生活への影響(TOP2)では、「外出の際の行動範囲が狭くなる」55.5%、「体調不良や疲労感を感じることが増える」54.6%、「家事のやる気が下がる」53.9%、「買い物や外出頻度が減る」52.0%が上位。一方、「電子レンジの調理が増える」や「食費の節約意識が下がる」は2割台に留まる。

主な調査結果

①|“夏”だと思う時期の変化 全体比較 

“夏”だと思う時期(月)は、10年前に思っていたのは「7月」と「8月」が8割以上で突出している以外は低めで、平均月数も2.2ヶ月に留まりますが、現在の感覚では、「6月」と「9月」を“夏”だと感じる割合が10年前と比べて5割前後増加し、「6月」から「9月」に至るまでが7割~8割を占めます。現在の平均月数は3.6ヶ月で、10年前に比べて平均で1.4ヶ月長くなったと感じています。

②|“夏”に対する好意度/10年前と比べた“夏”に対する好意度の変化

現在の“夏”の季節の好意度は「好き(計)」は23.0%に留まり、「好きではない(計)」58.4%が半数を超えています。また、10年前と比べた好意度の変化では、「好きな気持ちが増した(計)」は僅か6.4%に留まり、「嫌いな気持ちが増した(計)」が69.3%に及びます。男女それぞれ、年齢が高くなるほど「嫌いな気持ちが増した(計)」の割合が高くなる傾向です。

③|“夏”の気温・室温の感じ方

“夏”の気温・室温の感じ方の平均は、28.7℃で“暑い”と感じ始め、32.2℃で“暑すぎてなにもやる気が起きなくなる”と感じ始めます。一方、24.5℃で“涼しい”と感じ始め、20.5℃で“涼しすぎて何かをするのに影響が出る”と感じ始めます。それぞれの交点から算出した、暑すぎず、涼しすぎず、やる気や行動に理想的で最適な気温・室温は26.6℃となりました。

④|夏の“暑さ対策グッズ”の認知・利用実態 全体

“暑さ対策グッズ”の認知率は昔からある定番グッズ類は7割に及びつつ、比較的新しい部類、マイナーな部類のグッズ類においても3割前後は認知されてきています。認知者中の利用経験率が高いものは「うちわ・扇子」「水筒・マイボトル」「帽子」「日焼け止め」「汗拭きシート・ボディーシート」が上位です。利用者中の最近1~2年の利用開始率が高いものは、「クールネックリング」「空調服」「ハンディファン」「首掛けタイプの携帯扇風機」「冷却ベスト」が上位でした。

⑤|男性・子供の“日焼け止め”利用に対する意識

“日焼け止め”利用に対する意識は、男性の利用は「利用するのが当然」24.2%、「利用した方が良い」41.1%で、合わせて65.3%が肯定的です。また、子供の利用についても「利用するのが当然」28.6%、「利用した方が良い」41.3%で、合わせて69.9%が肯定的でした。いずれも、男性に比べて女性での肯定的な意識が特に高めとなりました。

⑥|男性・子供の“日傘”利用に対する意識

“日傘”利用に対する意識は、男性の利用は、全体では「利用するのが当然」19.2%、「利用した方が良い」39.0%で、合わせて58.2%が肯定的です。また、子供の利用についても、全体では「利用するのが当然」23.1%、「利用した方が良い」39.2%で、合わせて62.3%が肯定的でした。いずれも、男性に比べて女性での肯定的な意識が特に高めとなりました。

⑦|“夏”の暑さによる生活への影響

“夏”の暑さによる生活への影響(TOP2)では、「外出の際の行動範囲が狭くなる」55.5%、「体調不良や疲労感を感じることが増える」54.6%、「家事のやる気が下がる」53.6%、「買い物や外出頻度が減る」52.0%が上位です。対して、「電子レンジ調理が増える」「食費の節約意識が下がる」は3割を下回りました。暑さによる生活への影響は、全般的に男性よりも女性で高めとなるが、「運動やトレーニングする機会」への影響は性別や年齢による差は小さめです。

今回の調査から、現在の“夏”は10年前と比べて平均1.4ヶ月も長くなり、人々の間で「夏が嫌いになった」という意識が顕著に高まっていることが明らかになりました。暑さによる生活への影響も大きく、外出や家事など日常行動に支障をきたすケースが増えています。今後企業側には、長期化・過酷化する“夏”に寄り添う新たな価値提供が求められるでしょう。
以上、 ~今年の夏は暑すぎる!~夏に関する意識調査2025を抜粋してお伝えしました。


その他の質問

  • 日焼け止めのタイプの認知・利用実態
  • “夏”の時期に購入・利用が増えるもの
  • “夏”ならではの季節商品・限定品が欲しいもの
  • “夏”に摂取したい栄養素

調査概要

調査地域:日本全国

調査対象:20~69歳 男女 

調査実施期間:2025年7月29日~7月30日

調査手法:インターネットリサーチ

サンプルサイズ:有効回収計1,180サンプル

※レポートの著作権は、日本インフォメーション株式会社が保有します。
※内容を転載・引用する場合には、「日本インフォメーション(株)調べ」と明記してご利用ください。

会社概要

会社名:日本インフォメーション株式会社

所在地:東京都中央区銀座3丁目15-10JRE銀座三丁目ビル4F

代表取締役社長:斎藤啓太

資本金:5,500万円

設立:1969年12月1日

URL:https://www.n-info.co.jp/

事業内容:マーケティング・リサーチ事業、マーケティングコンサルティング 他

本調査・リリースに関する問い合わせ先

日本インフォメーション株式会社  担当 :高澤
E-mail : ni_inquiry_report@n-info.co.jp