※NIリサーチャーコラムでは、当社の各リサーチャーが日々の業務等で感じた事を自由に紹介しています。

皆さん、こんにちは。

昨今、『BI』という言葉を耳にしたことがある方も少なくないと思われます。

今回のコラムではBIについてと、そもそもリサーチ会社がなぜBIを?という点について、少しお話させていただければと思います。

◆ BIとは

BIとはBusiness Intelligenceの略称で、すごく簡単に説明しますと、

  • 企業のデータをまとめ(収集、蓄積、加工)
  • 分析や意思決定に使う(計算、可視化、比較)

のためのプロセス・手段と言い表せます。

また、BIツールによって可視化されたレポートをダッシュボードと呼びます。

【図:ダッシュボードの一例】  

データを用いて意思決定のサポートを行うのに、データサイエンティストやデータアナリストと呼ばれる職があります。 

どちらも大規模データを扱うことに長けております。 

大きな違いとして、BIは、BIツールを用いてデータの収集整理可視化を行うのが主な役割です。 

対して、データサイエンティストは統計的な手法や、機械学習を用いて予測モデルや洞察を提供することが多いです。

◆BIツールとは

先述したBIにおけるデータの収集や加工、可視化を行うためのツールのことです。

単に数表やグラフを作成してレポートを作るのであれば、ExcelやPowerPointで充分と思われる方もいらっしゃると思います。

これらと比べたBIツールは、扱えるデータ量や処理のスピードが異なります。より多くのデータを活用する場合はBIツールの方が適しています。  

昨今では様々なBIツールがリリースされています。 

当社で導入したIDレシートビューアというサービスは、Power BIというBIツールで作成されています。

【図:フェリカネットワークス IDレシート ウェブサイトより】
https://receiptreward.jp/solution/

当社では下記2つのBIツールを主に取り扱っております。

Tableau

Salesforce社が提供しているBIツール。データの可視化に強みを持つ。機能が非常に多い。
基本的にドラッグ&ドロップで作成ができる。

Power BI

Microsoft社が提供しているBIツール。
Microsoft Azureを用いたレポートの自動生成AIなどの機能を備えている。
UIが他Office製品に似ており、感覚的に操作ができる。
弊社で取り扱っているIDレシートビューアもPower BIで作成されている。

◆当社のBIソリューションの強み

リサーチ会社である当社がBI化を行う強みは以下のことがあげられます。

①業務で培った調査業界のノウハウを生かしたインサイトの発見、意思決定

【図:当社のBIソリューションの強み】

②NIならではの、幅広いマーケット範囲、集計対象者(パネル)による調査設計

【図:NIならではの調査設計】

◆さいごに

BIツールをリサーチデータと組み合わせることで、今までリサーチをしてきたデータから新たなインサイトを発見したり、大規模で継続的なリサーチデータを分かりやすくまとめたりすることができます。

今まで蓄積してきたデータ、これから調査をしていく上で蓄積されていくデータを集計し可視化していくことは、これからの商品開発の助けになるはずです。

興味を持たれた方はぜひともご連絡お待ちしております。 


執筆者プロフィール

システムエンジニアとして就職後、統計学やリサーチに興味を持ちリサーチ会社に転職。
リサーチャー兼社内SE、データサイエンティストを経て3年前から現職にて集計部門に勤める。また兼任でBIの業務を勤めている。