調査によって得られた個々のデータ(データ)を集計に先立って、誤りや記入もれのない完全なものとすることをいう。誤りの発見は、人手による方法とコンピュターによる方法とを併用する。コンピュータは誤りの個所と種類をエラーリスト(error list)として打ち出す。誤りの修正は,人手の段階では前後の判断などで行い。コンピュータでは形式的な誤りを機械的に修正する。修正が難しいときは対象者に再質問する場合もある。POS店パネルでは毎週、膨大なデータ処理を行うので,エラー・チェックの自動化にニューラル・ネットワークを用いる試みが用化されている。なお,CATI, CAPIなどコンピュータ支援サーベイ情報収集(CASIC)では、データ・クリーニングのプロセスのほとんどはインタビューのプロセスと一体化されている。
出典:マーケティング・リサーチ用語辞典 / 発行所:株式会社 同友館
マーケティングを「一生の仕事」に