参与観察といったフィールドワークを通じ、対象者が世界をどのようにとらえ、どのような行動をとるのかについて理解しようとする調査手法。日常的な行動の背景にある文化的要因は、本人でさえ気づいていないことが多く、面接調査や質問紙調査では測定できない部分がある。そこで、研究対象のいる場に研究者自身が身を置き、彼らが生きている意味世界を描くことによって分析しようとする。仮説立案型の調査に適しているとされる。
出典:マーケティング用語辞典 / 発行所:日本経済新聞出版社
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